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2025-11-08 10:00:00

漆喰壁の剥がれでお困りの方、一度ご相談ください。

剥がれた漆喰壁。古びた白い壁にひび割れや.png

 

漆喰(しっくい)は古来からお城や蔵の外壁の仕上げ材として使われたり、エジプトのピラミッドや万里の長城では石と石をくっつける接着剤として使われたりと様々な用途で使われてきました。今でも外壁に漆喰を塗る家も増えてきて、その美しさと耐久性の高さは非常に魅力的なのですがその分トラブルも増えています。それは住宅会社や漆喰を塗る職人に「漆喰の知識」が足りないことが主な理由となります。

例えば漆喰は水を吸ったり吐いたりする特性があるので、漆喰の下地も水を吸ったり吐いたりする素材でなければいけません。一般的には「モルタル下地」や「土壁」が適した下地とされるのですが、工事期間の短縮化、コスト削減のために「サイディング下地」の上に漆喰を塗ってしまうと「剥がれ」の原因になってしまいます。

また、施工する時期も重要です。漆喰が乾く前に雨に降られると、漆喰の中のカルシウム成分が水で流され漆喰の強度が著しく弱くなります。これも「剥がれ」の原因になるのですが、この場合は施工して2~3年後くらいに症状が発生します。軒の出が少ない家にトラブルが出る傾向が強く、これも「水が漆喰に与える影響」を想像できない、予測できない住宅会社がトラブルを発生させる傾向にあります。

ダイテクノは今まで漆喰壁の工事をたくさんこなしてきたからこそ漆喰に適した施工を提案しています。場合によっては漆喰を求められても水に強い材料を提案させていただく場合もあります。漆喰の剥がれでお困りの方は是非一度ダイテクノにお気軽にご相談ください。